まだあまり経験のないエンジニアに対してIT研修を行う時には、まずはプログラミングの概念やオブジェクト指向から学ばなければなりません。
また、テストの手法や品質保証についても学び、実践的オブジェクト指向の分析や設計、実装まで習うのが主な流れです。
もちろんIT研修では言語を習得することも大事ですが、それと同時に学ぶべきことがありますので、トータルで教えられる環境を作らなければなりません。
言語によって特異な分野が異なり、進むべき道には何が必要なのかを考えながら選択することが求められます。
ただし、プログラミング言語自体は何を選んでも難しさがありますし、初心者がその中でも難度の高いものを選ぶと挫折しにくくなります。
お勧めはRubyのようなシンプルな言語であり、初心者でも比較的スムーズに学ぶことが可能です。
多くの人たちがRubyから学び始めますので、そのための資料等も豊富に揃っていることもメリットです。
SEを目指す人たちに対してIT研修を行う場合には、外部に委託するのがお勧めです。
社会人としてのマナー等の簡単なことであったり、その会社特有の業務を覚える時なら社内で行っても良いのですが、将来的にSEになる人たちを育てるためには、まずはプログラマーとしての知識を身に付けてもらわなければなりません。
最近ではIT研修を行う専門の業者もたくさんいて、きちんと管理しつつ成果を出してくれます。
もちろん費用はかかりますが、その分社員の成長が早まりますので、先行投資した分を回収するのは難しくありません。
外部から講師を招いたり、特定の施設に通って他の会社の人たちと一緒に学んだりすることで大きく成長でき、必要なこともスムーズに学べます。
初心者には初心者用のカリキュラムがきちんと用意されていて、それにそって学ぶだけで習得できるのもメリットです。
動画で学ぶ方法もあり、その場合は管理を全てPC上のデータで行います。